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ポシドニウス
2010年 04月 26日 (月) | 編集

まったく自分の撮影およびフォトショップ技術の無さが恨めしい。憎らしいほど緑掛かった乳白色が写真に出ない。


Polyura posidonius

Polyura posidonius

ポシドニウスフタオ Polyura posidonius
(中華人民共和国 雲南省 徳欽県 尼西郷 2900m/ alt.2900m, De quen, Yunnan, China, 14-21. May. 2008)

 さてさて、当ブログに登場するヒメフタオ属 Polyura の第一弾と言えば、やっぱりこれしか無いでしょう。
インド‐オーストラリア地域に広く分布するポリウラの中でも最高峰に君臨するポシドニウス様でございます。

 チベット南部から雲南西部、四川南西部の高標高にかけて物凄く局地的に分布している種で、垂直分布で見ても文字通り最高峰に居る種なんですが、まあ普通ここから標本は滅多に来ません。この標本は、恐らく私の知る限り世界で只一人、この地にチョウを採りに行く日本人から譲っていただいたものでして、もちろん中国人のいい加減な採集人が採ったような適当なラベルの標本ではありません。因みにメスは大々珍品で、多分標本は片手で数える程度しかこの世にないと思われます。
 あ、余談ですが採集地の徳欽(De quen)はシュウダの亜種 dequenensis のタイプ産地だったりします。ついでに採ってきてくれないもんかなぁ…

 形態も斑紋、翅形ともに随分変わっているんですが、特に前翅裏面の中室内の条斑が顆粒状に砕けて散布されているという形質状態は他種には見られない著しい特徴ですね。本種が含まれる eudamippus 種群の5種 eudamippus (沖縄にもいるやつ), dolon, nepenthes, narcaea, posidonius の中ではもっとも祖先的とされていますが(Smiles,1982)、ぱっと見斑紋や翅形は随分モディファイされていて、むしろ祖先的な形質はあんまり残っていない気もするのです。まあ隔離されて長そうな雰囲気はありますね。


Polyura posidonius

 いやしかし、徳欽(De quen)には是非行ってみたい。私がやってる Charaxes は標高高すぎていないんですが、ポシドニウスは採りたいですねえ。特にメス。あれ採ったら多分失神すると思う。
 それに以前のクビワチョウの記事で紹介したラーツォやダビディスの変なヤツやチベットスミナガシが居ますし、さらにはポシドニウスに匹敵するミスジチョウの最稀種、イミタンススジグロミスジ Aldania imitans がいるはずなのですよ。アサギマダラに擬態した巨大なミスジですよ。これも採れたら鼻血ものでしょう。

 ところで上の写真、戯れにクレジット入れてみました。今後こういったお遊び的な写真にはクレジットを入れて行くかもしれませんが、さてどうしよう。写真下手だし。


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