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なんということ
2010年 01月 18日 (月) | 編集

 全く何と言うことか。未だに脳がグルグル回って落ち着いてくれない。
 
 いろいろネットを巡回していたら、ソコトラ島でベロックスフタオ Charaxes velox の生体を撮影しているブログに遭遇。
 
 ベロックスですよ、ベロックス。アフリカ圏に分布するオナガフタオ candiope 種群の最稀種! アフリカ大陸東北部のソマリアとアラビア半島のイエメンとの間に浮かぶ孤島で、いろいろな動物・植物が固有タクソンという固有好きの約束の地、ソコトラ島の固有種ですよ! 大陸に普通にいるカンディオーペの亜種にされることもありますが、それにしても最も入手困難なタクソンの一つです。ベロックスに反応しないでアフリカフタオ好きが語れるのだろうか、いやない(反語)、ってくらい高貴なお方なのです。いままで指をくわえて図鑑を眺めることしか出来なかったのですが、今回はまさに眼福…

 因みに、下のお写真がこの種群の基準種であるオナガフタオ C. candiope です。ちょっと撮影失敗して、絵みたいになっておりますが…

Charaxes candiope
Charaxes candiope
(メス)

 この種群には他にマダガスカルに C. antamboulou C. cowani という固有種が、サントメ・プリンシペという島国に C. thomasius という固有種が知られておりまして、マダガスカルのコワニィは中々入手難ですが、アンタムボウロウはどうやら現地で少なくないようです。ベロックスを含めたこの3種はカンディオーペと斑紋が少しずつ異なる程度で、いずれもよく似ています。そのうち写真で紹介いたしましょう。
 特に変わったものがサントメ・プリンシペのサントメ島にしか生息してないトマシウスですね。こちらもかなりの珍品で、カンディオーペの亜種にされる場合も多いですが、下の写真のとおり全然印象が異なります。サントメ・プリンシペは他にも非常に変わった生物種が多く、おそらく大陸から隔離、もしくは侵入してからの長い時間で特化したんじゃないかと言われたりしてます。

Charaxes thomasius

Charaxes thomasius

Charaxes thomasius
(オス)

Charaxes thomasius
(メス)

 さてソコトラ島なんですが、ここにはベロックスの他にバルフォウリィコノハフタオ C. balfouri という更に素敵な固有種がおりまして、今欲しい標本の上位5位くらいに入るんですが、もしこの種の生体写真なんて見てしまった日には、顔から出せる全ての体液を辺りに噴出しつつ4回転半ジャンプで足首を挫き、最後は敬虔過ぎる宗教家の如く受身もとらず額を石畳に打ち付けて伏し倒れること必至でしょう。

 いつか我が手にする日は来るのだろうか。
 全く、何て悩ましい。


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