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再燃
2009年 12月 05日 (土) | 編集

コバルトツリー

コバルトツリー

レイジンゲリ


 つい先日、久しぶりに「ビジュアルガイド・オオトカゲ&ドクトカゲ編」を読み返したのですが、この本やっぱり個人的には素晴らしいと思う。

 分類をやっている身としては、種や亜種の並びや解説がシステマティック且つそれなりに学術的で、学名もしっかり表記してあるところにポイントを高く掲げてしまいます。特に著者名と年代がしっかり書いてあるのが偉い。
さらに特筆すべきは、属のコンビネーションが変更されたものにはしっかりと著者年に括弧が付いているところです。これ、古い文献と格闘しなければならないから、凄く大変な作業なんですよね。今年の初めにサラワクはランビルの蝶のリストの作成を何人かでやったのですが、結局ここに時間を食った。
 種や亜種の扱いはつまるところ人による処があって、このあたりが分類学は主観的だとか哲学的だとか、つまりは科学ではないとか言われ続ける部分なんですが、まぁこの辺のいろいろは今回は置いておきます。話を戻すと、この本ではそれがしっかりとした文献調査を背景にして書かれているので説得力があるのですね。
 また嬉しいことに、この本にはホビーの世界で混乱しているグールド&サンドとシミリス&スカラリスの分類変遷の解説があるのですよ。こんな事書いてある図鑑なんて日本では他に無いんじゃないかと。


コルデンシス

 と、まぁ感想文のようになってしまいましたが、久々に読んで最近モチベーションが下がっていたツリーモニター(マングローブオオトカゲ亜属 Euprepiosaurus の小型樹上性種群)への情熱が再び燃え上がった訳です。

 しかし、最近全体的にツリー群の入荷が少なくなってきてますね。コバルトなんて殆ど見なくなったなぁ。


Comment
この記事へのコメント
 ちょこっとでも研究分野に足突っ込むとそういうところの評価が高くなりますね。著者の方と話す機会があったのですが、非常に博識で真面目な姿勢がうかがえる素敵な方でした。

 とりあえず引用や参考文献をきちんと表記してもらえると非常に助かるし、信頼性が増しますね。

 僕はマングローブオオトカゲ種群が気になります。V. cerambonensisがかっこいいと思います。
2009/ 12/ 05 (土) 03: 12: 41 | URL | 化野 # -[ 編集 ]
やはり、図鑑という目でみると、そういう所が気になってしまいます。
ペット的要素が主体の本なら大して気にしませんけれどね。この本は両方のバランスが取れた良い本だと思ってます。

マングローブ種群も面白いですよね。今年は今度はタラウド諸島から新種が記載されたみたいですね。どんなのか良く分かりませんが気になります。
V. cerambonensisは確かにかっこいいです。あの模様と顔つきは素敵です。個人的にはV. finschiも大好きです。
あと、V. zugorumをこの目で見てみたいです。少数日本に入ったことがあるみたいですね。
2009/ 12/ 07 (月) 20: 56: 39 | URL | acraeoides # aCXfCcIc[ 編集 ]
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