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アウグスティナエ
2014年 08月 10日 (日) | 編集


(Tucupita, Venezuela) (進化生物学研究所コレクション)

Morpho rhetenor augustinae f. semicypris

南米、ベネズエラのオリノコデルタ特産亜種にして、レテノールの最高峰ことアウグスティナエ。
昔の名前のダイアナM. dianaの亜種と言った方が通りが良いだろうか。
近頃、日本人が何とペアで採集に成功しているが、絶滅の噂がまことしやかに囁かれるほど近年の記録に乏しい。アウグスティナエの名前自体も最近はコロンビアヌスMorpho rhetenor columbianus のシノニムとされることが多いようだが、所謂augustinae の産地であるオリノコデルタではもはや見ることは中々難しいようである。レテノールの中では(古い標本が多いので褪色があるにしても)顕著に青色反射の色が薄くなる個体が多いように思う。


DSC_0040--.jpg


南米は昔から色々な昆虫が来ているが、当時の有名産地の多くは開発でその多くが壊滅状態だという。
このオリノコデルタや、ブラジルのオビドスやマナウスなどの河川沿いの都市に隣接している産地はそれが顕著。町や農場の発展と共に根こそぎ消えるというのが時代の宿命のようで、グーグルアースで見てみると、平地は見事なくらい森が無いのが見てとれる。


DSC_0039--.jpg


そういう訳で普通種とされている(た)ものであっても、産地で見ると今や手に入らないものも多く、当時の環境や生物相を推測する上でも今ある標本は大変貴重なのである。この標本も一昔前の個体。




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