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ラトナの変異
2014年 01月 23日 (木) | 編集


(♂, Timika, West Papua, Indonesia)

Epomani-.jpg
(♂, Epomani, Central Papua, Indonesia)

ラトナフタオ (ニューギニア島西部亜種) Charaxes latona papuensis

ニューギニア島のインドネシア側にいるラトナフタオの斑紋は上段の写真の様な個体で大体安定していますが、二段目の個体の様なのも出ます。これが単なる個体差なのか、この場所の斑紋なのかは、いまのところ手元に標本がこれしかないので分かりませんが、ラトナの雄としてはパプアニューギニアのBulolo~Wauの辺りで採れるものを除いて、この様な斑紋を持つものは見たことがありません。

この様な黒い帯がそれぞれの要素に分解されて複雑になるパターンはフタオにおいては案外見られるもので、東洋区の普通種たるベルナルダスC. bernardus にも地域によっては(特にインドシナ半島)頻繁に見られます。

鱗翅目において、一般的に斑紋というのは複雑→単純という方向で変化していくとされており、さらには雌雄異型の種では雌の方が複雑、つまりはより原始的な斑紋をしていることが殆どです。

Fak Fak-
(♀, Fak Fak, West Papua, Indonesia)

今回のオスの変異は雌型と言える程のものではないですが、より祖先的な形質状態が現れた変異であることは間違いないでしょう。





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