Lepido and Scales
地上の双星
2012年 11月 24日 (土) | 編集

Charaxes bipunctatus ugandensis

ビプンクタートゥスカスリフタオ Charaxes bipunctatus ugandensis

久し振りに色のついたフタオ。
茶色と黒の種ばっかり眺めていると、たまにこういうのを見た時にすごく新鮮で得した気分になる。ような気がする。普通種だけど。
まあ、青いと言っても限りなく暗い色なのだけど、こうしてストロボを焚いて撮影すると、構造色が強く出るので肉眼で見るよりも2割増は輝いて見える。とはいえ見てほしい。この地上から見上げた宇宙の様な澄んだ深い群青色は、派手さはないけど日本人が好みそうな落ち着いた色使いではなかろうか。この仲間の和名はカスリフタオというのだが、カスリは“絣”で、この名を考えた先人は、やはり和の趣をこの翅に見ていたのではないかと思う。アフリカの蝶だけど。


Charaxes bipunctatus ugandensis
Charaxes bipunctatus ugandensis
(♂, Budongo Forest, Uganda, 12. Sep. 1999)

ちなみに種小名を直訳すると“二星”で、恐らく前翅表の亜翅端部にある白い斑紋が2つ目立つことから付けられた名だと思うのだけど、この斑紋は近縁の種のほとんどにあるので微妙だなぁ…と思わないこともない。まあ、他の種より目立つのは事実なので解らんこともないし、群青の宵空にふたつ星が仄かに輝いていることを想像すれば、なんとも美しい気持ちになるので素敵な名前だと思う。

メスは途中でメンドクサくなって撮影してないけれども、オスに反して地味。






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