Lepido and Scales
最後の壁
2012年 03月 15日 (木) | 編集

Charaxes durnfordi everetti
Charaxes durnfordi everetti
(♂, Putussibau, W. Kalimantan, Indonesia, 1993)


Charaxes durnfordi everetti
Charaxes durnfordi everetti
(♀, Putussibau, W. Kalimantan, Indonesia, 1993)

ダンフォルディフタオ (北ボルネオ亜種) Charaxes durnfordi everetti


このダンフォルディのエベレッティを見る度に心穏やかではいられない。
借用したものを含めれば本種のコンプリートは既に成った。けれども個人的なコレクションにおいてはあと2亜種が残っている。ミャンマー南部はKaren HillsからTenasserimにかけてのssp. nicholi は、最後の記録から約80年近く全く採集されていないので、新たに入手するのは現実的ではなく、おそらく寿命と引き換えにするレベルだからしてまだ平静を保てるが、なんとか入手出来るかもしれない亜種としてはこのボルネオ中~北部のエベレッティが最後の壁。こいつはどうしてもこの手にしたい。借用標本は所詮、自分のものではない。

北ボルネオ(マレーシア, サバ州)での居る場所は森まで分っている。
そこに駐在していた日本人の知り合いは何度も目撃している。
先輩は振り逃がしている。
私も谷の向こうに飛び去るのを2度も見た(しかも一度は♀だった…)。
別の知人も何度もアタックし、やはり目撃している。

しかも互いに少ない情報を突き合わせると、写真のインドネシア側の個体群よりもはるかに白いことも判明した。

そうと判れば採らねばならない。何としても自分の標本箱に入れねば気が済まない。
安易に標本商に入荷する種ではなく、そもそも本種の北ボルネオからの入荷は、おそらくこれまで数度あったか無いかなので、ここまで判っているのなら尚更自分で採るしかない。

もう既に射程には捉えている。
現地で実際に網の射程に捉える日も近い(はず)。
標本箱にはもう何年も、こいつの為のスペースを空けてある。
夢に見る日々はもう好い加減、終わりにしたい。







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