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王威
2011年 07月 25日 (月) | 編集

 このブログにご訪問いただいている方々にとってレガリスと言えば、一も二もなくインディアンオーナメンタルことポエキロテリアのレガリスではないかと思います。

 私もこの蜘蛛様の素敵な写真を掲載するのに吝かではないのですけど、如何せん我が家のレガリス様は下の写真のように親指の爪くらいの大きさでして、種小名の“regalis”の意味に見合った王様の威厳なんてあったもんじゃありません。


インディアンオーナメンタル Poecilotheria regalis

Poecilotheria regalis
Poecilotheria regalis


そういう訳で、仕方ないので他のレガリス様にご登場いただく次第。
以下の2種はまさに regalis =<王の>という意味に相応しい壮麗な方々でございましょう。




Mandarinia regalis

Mandarinia regalis

Mandarinia regalis

 タテハチョウ科はジャノメチョウ亜科で、アジアが誇る一属一種の青いジャノメ。我が国だけを見ていると、ジャノメが青いなんて想像もでませんが熱帯では比較的見ることができます。その中でも最も重厚なアトモスフィアに溢れるのが本種。フィリピンにいるルリヒカゲ Ptychandra も素敵ですが、こっちの方がより上品な印象を受けますね。

Mandarinia regalis
(♂, alt.900m, Diaoluoshang, Hainan, CHINA. 26. May, 2004)

 中国南部からインドシナにかけてのチョウで、ヒカゲチョウの仲間とされていますが未だにハッキリはしていない所がなおさら魅力的。なにより一属一種のモノタイプというのが良いです。
有名なチョウですが、和名はおそらく付いてないので何か考えたいところです。



アトバゴミムシの一種 Catascopus regalis

Catascopus regalis

Catascopus regalis

 一部の虫屋に絶大な人気を誇るアトバゴミムシことカタスコプス。熱帯アジアに多くの種が知られてますが、特に本種の美しさは比類なきもの。青い甲虫は世界に数あれど、これ程までに上翅が青い虫はそう居ないのではあるまいか。 少なくとも私は見たことがありません。

 ただ青いだけではなく磨き抜かれた装飾ガラスの様な透明感、それでいて水銀のような光の乱反射はとても繊細な光沢を作り出しています。生きて枯れ木の上を走り回っていた時の青は衝撃でした。これぞまさしく王威を感じさせるブルーといえましょう。
これを直に見てしまったらノブオオオアオコメツキやオオセンチの青いのでさえ安っぽく映るのではないだろうか。勿論そっちも好きですけどね。

Catascopus regalis

Catascopus regalis
(Umphang, Tak, W.Thailand, 10. Feb. 2003)

 カタスコプスはアトキリゴミムシの仲間で、美麗なものが多いのですが、ほとんどの色つきの種は金緑や赤緑一色なので、こいつの様に「頭部と前胸が金緑、上翅が深い青」なんてのは類を見ないと思います。
珍品という訳ではないようなので少し残念ですが…

 ところで「regalis」と種小名に付く昆虫には青が綺麗なものが多いのでしょうか?
少なくとも蝶ではそういう傾向がちょっとはある気がします。
ルリオビタテハ Prothoe frank の一番青い亜種の名前も regaris だし。




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