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シロオビヒカゲモドキ
2011年 07月 08日 (金) | 編集

Charaxes analava

Charaxes analava
(♂, Beparasy, Moramanga, Madagascar, Jan. 2000)

アナラヴァフタオ Charaxes analava


タイトルのような名前しか浮かんでこない、マダガスカルの怪蝶。
そこそこフタオチョウを知ってる人なら一度はびっくらしたことのある種のはず。
何を隠そう私も初めて知った時はびっくらした。
「フタオ」のくせに尾突が3本だし、翅形もまるでヒカゲチョウこと Lethe 属。
その上、裏の斑紋が八重山含む東南アジアに広くいるシロオビヒカゲ L. europa によく似てるってんですから、そりゃもう驚きのチョウです。

似ていると言っても、それぞれフタオチョウ亜科とジャノメチョウ亜科なので同類な訳でもなく、分布も重複しておらず、どちらも毒持ちではないので擬態という訳でもないです。強いて言えばフタオチョウ亜科はジャノメ亜科に近い広義ジャノメ群の人たちなので相同している斑紋の形質状態が似てくる可能性というのはありますね。
それでもここまでジャノメっぽいのは、比較的ジャノメ属性のあるコノハフタオ varanes 種群の中においても、このアナラヴァとソコトラ島のバルフォウリィ(こっちはキマダラヒカゲっぽい)くらいです。

何だか飛ぶのは遅そうな気がしていたのですが、現地で採った方に話を聞くと道路脇の林縁の地面ギリギリのところを猛スピードで飛んでいたらしく「恐ろしく速かった」とのこと。夢中で砂利ごと網を振り抜いてなんとか捕獲したそうです。さすが、ジャノメっぽいとは云えフタオの面目躍如といったところですね。
とはいえ餌トラップに来た奴については、そこはフタオの悲しさ。意地汚いので苦労せずに御用となってしまうのでしょう。なので標本は比較的手に入ります。

因みにアンテナと腹部が無いのは観察用に外してしまったから。
なんとなく翅形や翅脈の雰囲気からコノハフタオ種群よりもオナガフタオ candiope 種群ではないかと疑っていましたが、解剖して交尾器見たらコノハフタオ種群でした。
先人は偉いですね。





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