Lepido and Scales
deep white
2009年 10月 11日 (日) | 編集

いつも学会やインセクトフェアでお会いする、ビジュアル系直翅屋の方と話していたら、実はかなりの爬虫類飼育者であることが分かった。
何でも、キボシククリィヘビの餌付けに挑戦しているとか、アレチヘビやヤブコノミが好きだとか。
まさか昆虫学会の休憩室でそんな話が聞けるとは想像してませんでしたね。


マデンシスフタオ

マデンシスフタオ
Charaxes madensis ♂ (Buru Is., Indonesia)

昨日のマルスフタオに続いて、本日はマデンシスフタオCharaxes madensis
 インドネシアの南モルッカはブールー島に固有に分布している本種は、一昔前までマルスフタオの亜種とされることが多かった。一見して「そりゃないだろ」と突っ込まざるを得ないが、そうされていた理由というのが余りにも適当で、後翅の斑紋の形が何となく似ているから、ということらしい。
 スラウェシは東洋区とウォーレシアのファウナが混在するし、ブールーとはスーラ・マンゴレを挟んで比較的近くに位置するとはいえ、幾らなんでも亜種は違えど同じファウナがいるいうことは考え難いよな、と思うわけです。
そもそも交尾器形態を見ると、種のグルーピングの段階で別になったし。


マデンシスフタオ

マデンシスフタオ
Charaxes madensis ♀ (Buru Is., Indonesia)

メスは大きくて迫力がある。
例に漏れず、近年まで大珍品でした。別に今は普通って訳ではないですが。
完品が欲しいです。


しかし、明るく写り過ぎましたね、実際はもうちょとマットな質感です。



Comment
この記事へのコメント
ビジュアル系直翅屋とはゲッチョセンセの著書にたびたび登場するあの方ですかね?
何でも、僕の写真に興味を持っていただけたようで、今週末ホネホネ団の会合の折にお会いする予定です。
キボシククリィはちょっと悩んだんですが、まさか身近に居ようとは、笑。

 フタオはまだきちんと見たことがないのですけど、Polyura属の方がアヴァンギャルドな感じがして好みです。結構昆虫の記載ってアマチュアがホイホイする場合が多いように思うのですが、爬虫類的に言えばHoserやWellsが大手を振って歩いているといったところですかね。
2009/ 10/ 13 (火) 22: 19: 20 | URL | 化野 # -[ 編集 ]
アダシノさん
恥ずかしながら、ゲッチョセンセイの本は殆ど未読なのですが、直翅屋さんは沖縄在住のSさんです。

確かにフタオはアジアではPolyuraの方が派手ですね。クギヌキフタオP. dehaniiは素晴らし過ぎます。

記載ですが、大きさがミリ単位のグループをやっている人達の記載は割とまともな場合が多いですが、愛好者が多いチョウですとちょっと前の日本人による亜種記載はかなりいい加減なものが多かったですね。クワガタは今でもひどいです。
 爬虫類の分類や著者は詳しくないのですが、色々な分野で同じようなことが少なかれあるんですね。
2009/ 10/ 14 (水) 16: 56: 33 | URL | acraeoides # -[ 編集 ]
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