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どうするべきか
2011年 05月 06日 (金) | 編集

タイリクシュウダ

チュウゴクシュウダ Elaphe carinata carinata


 これまで良く咬み、良く走り、良く臭うの健康優良児だったので敬遠していましたが、何だかここ最近ちょっと大人しくなったので1年振りに写真撮りました。相変わらずの下手写真ですが、シュウダです。鼻先擦れてるし。


タイリクシュウダ


 さてシュウダですが、この中国中部から南東部+南西部にかけて(大雑把)分布している個体群を名義タイプ亜種(原名亜種、基亜種)として、我々は「チュウゴクシュウダ」とか「タイリクシュウダ」とかいう和名で呼んでますね。
 しかしです。一応、現在亜種として認められている(現物見られないので認めておかざるを得ない苦笑)、雲南西部はデチェン(徳欽: De quen)のデチェネンシスssp. dequenensis も“チュウゴク”の国民であるし、もちろん“タイリク”に居る訳です。ヨナグニシュウダは与那国にいるから良いとして(台湾のも一応同亜種ですが…まあ島だし)、中国・大陸に2亜種いるのにこの呼び方は如何なるものか。デチェネンシスは「ウンナンシュウダ」とか言われてますが、雲南だって中国ではないか。


タイリクシュウダ


 なんて思ったのですが、まあ和名なんて決まった付け方がある訳でもないので分かり易けりゃ良いのでしょう。
 
 とりあえず彼の蛇に思いを馳せつつ考えてみると、雲南や四川西部のカリナータ(一応今は原名亜種扱い)は、写真のような中部や東南部の黄色と黒のとは違って、茶色やシルバーチックなのですが、数を見たら上で書いたデチェネンシスも多分、この個体群(?)の中に入ってしまうよーな気がします。まあ、趣味者の感ですが。
 だったら“チュウゴク”でも“タイリク”でも良いかなとは思いますが、同じく趣味者の感としてこの雲南・四川の茶色っぽい個体群は別にした方がすっきりするので、やっぱり「和名どうしたものかなぁ」と思うわけです。

 などなど考えると如何ともし難いですが、シュルツのエラフェ本もそろそろ改訂されるらしく、そこで整理されるかもしれんのでそれから考えることにするのが無難ですね。



あ、関係ないですが、私は「基亜種」という言い方は嫌いです。
何故ってそもそも元言語の「nominotypical subspecies」は『種小名のタイプとなった亜種』という意味だからです。なので直訳の「名義タイプ亜種」か「原名亜種」という言い方の方が誤解もなくて良いと思っています。まあ「基亜種」でも間違いじゃあないのですが、多くの分類群では上の2つが使われていますしね。





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