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Living Jewel
2011年 01月 11日 (火) | 編集

Chrysina victorina
(Metates, Oaxaca, Mexico, March-April. 2000)

ムネアカウグイスコガネ Chrysina victorina

 世界で一番美しいコガネムシとは何ぞ、と聞かれたら私は真っ先にウグイスコガネの仲間 Chrysina を挙げます。蛍光的な光沢と幻想的な透明感を持っている種が多く、緑色から橙色、銀色、金色と色とりどり。何より複眼が大きくて脚がごつく、全体的にころんとしているところが、そこいらのアノマラとかミメラなんかのブイブイ連中と違って格好良いし可愛いらしい。まさにコガネ界のトリバネアゲハですよ。


ムネアカウグイスコガネ


 主に中南米に分布しており数多くの種が知られています。何より雲霧帯に棲んでいるなんてロマンに満ち溢れているではないですか。基本的にミーハーなので、多分一番好きなコガネムシかもしれません。
あ、テナガコガネ Cheirotonus も同じくらい愛してます。


ムネアカウグイスコガネ

Chrysina victorina

ムネアカウグイスコガネ

ムネアカウグイスコガネ


 他に好きなコガネムシ上科と言えば、渋いところでコブスジコガネ科 Trogidae の連中ですね。こっちは美しくはありませんが、形が格好良過ぎです。死体の皮とか筋とか毛とかのケラチンをボリボリ喰ってる生態も素敵です。あとミーハー処で言えば糞虫でしょうか。次にクワガタ、まぁカブトムシ連中は結構後の方です。マダガスカルのヘクソドン Hexodon は大好きですけど。


Chrysina victorina

Chrysina victorina

ムネアカウグイスコガネ

 で、このウグイスコガネ Chrysina ですが、金色・銀色の奴等はプラチナコガネなんて呼ばれることもあり、しかも色彩の個体変異もあるので、世界中にコレクターがいるほど人気があります。特に C. aurigans みたいに金色に赤が乗る種や個体なんかは評価が高いですね。
 しかし私はこのムネアカウグイスが一番好きです。初めて実物を見た時に、この上翅の緑とそれ以外のオレンジ色とのコントラスト、さらに上翅の妖しげな美しさに一撃でノックアウトされました。


Chrysina victorina


 ところで、この Chrysina 属ですが、こいつらはちょっと前まで Plusiotis 属とされていまして、私も「プルシオティス凄い!うつくしい!欲しい!!」と云う様に、こっちの名前で覚えておりました。しかし、どうやらここ数年の間にプルシオティスはクリシナのシノニムに成ったっぽく、最初は戸惑ったのと違和感が拭えなかったのですが、慣れてくるとクリシナと云う名前の方が語感的に格好良いので寧ろこっちが好きになりましたね。まあネームは好きとか嫌いとかは関係ないですが。


ムネアカウグイスコガネ


 実は昔集めようとしていて、実際何種か集めたんですが、種数も多いし、まあ高い。ピンキリでは有りますが、コレクションするには一介の学生に手が出る代物じゃあありませんでした。同じようなミーハー魂でタマムシにも手を出しかけたことがあるのですが、こちらも余りにも先が見えないので止めました。


Chrysina victorina


 とはいえ、このウグイスにはまだまだ強い憧れがあるので、いずれ集めてみたいですし、自分で採集してもみたですね。ホンジュラスとかの中米の雲霧帯でライトトラップやってみたいものです。こんなのが目の前の灯火に何頭も飛んできたら最高でしょうねぇ。



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