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The incarnation of the Sun
2010年 10月 15日 (金) | 編集

ハーモディウスフタオ

ハーモディウスフタオ

ハーモディウスフタオ Charaxes harmodius maruyamai
マレー半島亜種

 フィリピン以外の東洋区に広く分布するハーモディウスですが、何処でも普通種のベルナルダス C. bernardus は見られても、こいつには中々出会うことは出来ません。別段珍品という訳ではないんですが、どこに行っても数は少ないですね。自分で採りに行こうと思ったら珍品の部類に入ると思います。特にメスは。
実際、採ったらその日一日は幸せに包まれることでしょう。そうです、つまり私はまだ採ったことが無いのです…

 多くの亜種が記載されていますが、このマレー半島の亜種が個人的には別格にかっこ良く、且つ美しいと思います。
他と比べて、その大きさや迫力もさることながら、翅表一杯に拡がった黄金に輝ける橙褐色の地色、そして後翅の表と裏の大きな銀白の斑紋、さらには裏面のソリッドな明るい煉瓦色は何とも言えず、まさに太陽の化身と言っても過言ではないでしょう。メスは更に大きく大迫力なのですが、まだ持ってない。従ってメスが欲しいのですが、中々出物がなく、多分数年に一度、1桁数しか入ってこない感じですね。

 マレー半島のフタオでは長きに亘って麗しのダンフォルディ C. durunfordi 様が最高峰に鎮座していたのですが、近年ちょこちょこ来るようになったので、このハーモディウスのメスが一躍その座に登られました。あとボルネエンシス C. borneensis のメスですかね。マルマックス C. marmax のマレー亜種は恐らくロカリティエラーでしょう。記載以来採れてないし、タイプ見ても大陸のものと違いが分からん。

 と、今気付きましたがメスが採れてない度ではこのハーモディウスがアジアの Charaxes の中では、一番ですね。
スマトラの亜種 martinus も、オスは割と採れるのにメスはかつて一度も記録がないし、ボルネオ亜種の infernusに至っては、オスさえも世界に数個体しかなく幻と謳われるお方、メスが知られておろう筈がありません。

 かつて大博物の時代より偉大なる採集家達の手を潜り抜け、いまなお熱帯雨林のベールの向こうに包まれる彼女達。我らに夢と渇望と妄想を与えてくれるこのフタオチョウを私は愛して止みません。




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