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有念有想
2010年 09月 10日 (金) | 編集

今年の大手町のインセクトフェアは残念ながら参加できそうにない。
フェアに行き始めてから10年目にして皆勤賞を逃すとは、無念極まることこの上ない。
毎年のこのフェアでの標本商への挨拶や、入荷や採集状況の情報収集を欠かすと、次年度からの標本収集の有利不利にダイレクトに関わってくるし、年に一度の最大の祭典なので、この日を逃すと手に入らないものも多い。
それでなくても10年後には間違いなく、今いる有力標本商達の多くは引退しているだろうから、今しかないのです。


シベルト島 Siberut I.

 と、まぁ純粋な物欲と研究材料のサンプリング欲とで悶々とした日々を過している訳です。
そんな日には東南アジアの村の写真でも眺めて気を落ち着けよう! としたのですが、何処かに行きたい欲の方も熾火のように燻っている訳で、あんまり助けにはならなかったというお話でした。

 上の写真はインドネシアはスマトラ西方沖に浮かぶシベルト島。東南アジアはどこに行ってもお犬様は半野良状態で非常に小汚いんですが、ここのは比較的毛艶がよかったですね。とはいえこの喧嘩の後に、飼い主様に長大な竹の棒で容赦なく、これでもか! というくらい引っ叩かれてましたけど。いや、実際そのまま肉にでもする気なのかと思いましたよ。

 東南アジアでは犬には常に用心しています。狂犬病もまだまだ存在しているし、飼い犬も野良と区別が付かないくらいワイルド感に溢れていますからね。彼等は昼間はそれぞれの家の前でグダグダしていますが、朝と夕方から夜にかけては徒党を組んで徘徊したりしていますし、よく野良軍団にも山道で遭遇したりします。猫は可愛がられているのに…

 奴等は見ていると、蝶の為に苦労して地面に設置した果物や腐肉のトラップ、それに止まらず糞トラップまでもを片っ端から全て食べているので、狂犬病以前にお口の中の菌フローラが大変な事態になっている筈なのですよ。モンダミンでクチュクチュする程度じゃ屁の突っ張りにもならないのじゃないかと思いますね。もう絶対に咬まれたくない。

 とは言え、実際に向こうの山中で野良軍団に円陣を組まれた時は流石に焦りました。こちらは長竿を持っていたんで一進一退の攻防で済んだのですが、恐ろしかった。なにせボス犬の額に大きな十字傷がありましたからね。抜刀牙とか繰り出されていたら生きてはいなかったと思う。



シポラ島 Sipora I.

 まぁそれは兎も角、このシポラ島の風景のように穏やかな気持ちでインセクトフェアの日を福岡にて乗り越えたいと思います。



(Photos: Mentawai Isles. Indonesia, Feb. 2007/ インドネシア メンタワイ諸島 2007年2月)






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