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命の対価
2009年 09月 17日 (木) | 編集

昨日に引き続きドゥルンフォルディフタオ Charaxes durnfordi について。
主に状態のよい低地熱帯林を棲み処とする本種は、元々が大珍品である上に、ここ100年間の低地林の伐採によって生息地を見つけることも困難な種になってしまいました。


その中でも、ミャンマー南部Tenasserim周辺の亜種nicholi はもう80年以上記録がありません。


P5280046@@.jpg
P31103821灰a
(♂, Tenasserim, S.Myanmar, Mar.1926)

ダンフォルディフタオ (ミャンマー南部亜種) Charaxes durnfordi nicholi


本亜種はダンフォルディのなかでも最も北に分布する個体群で、後翅亜外縁の白帯が異常なまでに広くなる超美麗亜種。
開発されやすい低地に生息することから「もはや絶滅したんじゃないか」とか言われたりするけれど、そもそも標本が来にくいTenasserimなので、きっとまだ何処かに居るはず。
クワガタを求めてタイ側から越境して山地帯に侵入する人はいるけど、軍の許可を得てミャンマーから直接低地の森に行く人はまだいないので、希望はあると思っています。

ちなみに♀は未知。
本種のメスはオスよりも白くなるのだけど、オスでこれだとメスはどれだけ白いのだろうか...

東南アジアでは今一番採りに行きたいチョウです。
何度も夢に見ました。
もし採れるなら寿命を10年失っても惜しくない。


写真は大英自然史博物館から借用した標本。
腹部を解剖してから気付いたのですが、有名な図鑑に図示されている個体でした。
いつもその図鑑で見ていたのに気付かなかった。。。





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