Lepido and Scales
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
究極の茶色
2013年 04月 03日 (水) | 編集

Charaxes durnfordi nanami
(Laut Is. S. Kalimantan, Indonesia)

ダンフォルディフタオ 南東ボルネオ亜種 Charaxes durnfordi nanami

塚田図鑑(1991)に載ってないので知ってる人は少ないと思うけど、ボルネオのダンフォルディには南東部から記載されたnanami という亜種がある(Sato & Wada, 1992)。タイプ産地はラウト島で、対岸であるボルネオ本島のBatulicin周辺までがこの亜種の分布範囲とされている。

表の地色が顕著に濃い、前翅表の楔形白色斑の発達が弱い、後翅表亜外縁の白帯の中の眼状斑が少し小さく、その外側の縁が外縁の黒条にほとんど接しないなどが特徴で、確かに区別は可能。個体差は結構あるけど、このオスはその中でも特に暗化が著しい個体。

ボルネオにはこれを含めて中部~北部に色の薄いeveretti、南西部には色のやや濃い kabuto という3つの亜種がいるのだが、ボルネオは広く、この蝶が採れている場所はまだ点々とした状況。
おそらく細かい地点を繋げていけば、これらの亜種の斑紋は連続的な変異になるのではないかと思う。もともと珍種な上に、ボルネオは主生息地の低地熱帯林が壊滅的状況なので、もはや検証は不可能に近いけど。



スポンサーサイト
copyright (C) Lepido and Scales all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。